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Health, justice and a good life

地域での診療とヘルスポリシー研究、政策実践を横断中。

別れの季節

年度末は異動や引っ越しで別れの挨拶がおおく、海外移動組は4月に入ってもその時期がつづいている。クリニックでも、単身赴任されている方がご家族の元に戻るときなどは、大きく生活環境が変わることから、今後の対策などを話し込んでしまい、結構外来時間が長くなってしまうこともある。ほっとしているような、自由な時間が少なくなる窮屈さを感じているような、複雑な表情でいるお父さん達と話すのは、人生の先輩方の生き方を伺うようで結構好きだ。

昨日の外来では、いつも家族でクリニックを利用してくれてる男の子が、家族と海外赴任するとハリキっていた。どこまでわかってるのかなーと思いながら、「きっとたのしいぞー」と声をかける。健診を担当している保育園にも通っていた子だから、その慎重な性格と、妹が生まれてからの成長も頼もしくみていたので、とても寂しい。保育園での英語の歌も大きな声で歌えていたから、きっと大丈夫。そうココロでいいながら、診察室を出ても、手を振り合う。予防接種も定期のものはすんでいるし、皮膚のケアさえすれば、健康もお墨付きだ。さあ、海外での生活は、泣きたくなることもあるかもしれないが、ぐっと踏ん張って。帰ってくるという数年後にまた会えるのがとても楽しみだ。