Health, justice, and a good life

地域での診療とヘルスポリシー研究、政策実践を横断中。

医療というのは、国際的なレベルで語らないかぎり意味がない。つまり、国際的に自分の診療がどういう位置にいるかを常に考えていない診療は自己満足になる

新聞記事で本庶佑先生のノーベル医学生理学賞受賞に関連する報道を読むと、本当にワクワクする。そして、私自身の文脈に変換されて意味をもつフレーズもある。

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このなかで、早石修先生の教えとして

サイエンスというのは国際的なレベルで語らない限り意味がないと、つまり、国際的に自分の研究がどういう位置にいるかということを常に考えていない研究は自己満足になる

 とは、医療においても同様だと感じています。つまり

医療というのは、国際的なレベルで語らないかぎり意味がない。つまり、国際的に自分の診療がどういう位置にいるかを常に考えていない診療は自己満足になる

 のだと。

各医師オリジナルな意見は尊重しながらも、それを偏りのすくない形で国際的な議論の載せられるかが、診療の質の判断になります。「自分の経験ではこうである」といった主張や、「エビデンスがある」とうそぶく言説や、妙に説得力のあるもっともらしいロジックは常に、「国際的なレベルで語ってみる」というすこし辛いフィルターをかける必要がありそうです。お試し下さい。